店からみえる身近なこと
お店をやっていると 正しい情報よりも間違った情報を信じたり得たりしてしまっている方がいかに多いのかに驚かされます。
ハウスワインをカラフェやデキャンタの事と間違え、ワインリストがない店が拘っていて良い店、グラスワインの種類が豊富な店が良い店、自然派ワインを置いているだけで拘っている店等などと、世間には嘘か本当か、正か誤か、いつの間にか何処の誰が広めてしまったのかわからないような一般人を勘違いさせてしまう情報が多々あります。今やワインは良し悪しをわからなくてもネットで有名店などが置いているワインを真似して揃えることは簡単に誰にでも出来るようになりました。
また昔と違い、出来る・わかる人(店)だけが良いものを揃えることが出来たり造っているわけではなくなりました。勿論、(プロ?)からしたらそれらが偽りかどうかは一目瞭然のはずでしょう。
しかし、一般の方が現場でもネットからの情報からでもそれを見抜くのは不可能に近いと思うし、お店の方が間違いを正してあげるというのは時代的にかなりリスキーな行動と受け取られるでしょうし黙って見過ごし楽しく美味しく感じているのならそれはそれで良い環境かなとも思います…。
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